• Home
  • お役立ち情報
  • 【8月の石垣島】天気・気温・服装・観光完全ガイド|家族旅行におすすめの過ごし方

【8月の石垣島】天気・気温・服装・観光完全ガイド|家族旅行におすすめの過ごし方

公開日:2025.09.09

8月の石垣島は、一年で最も南国らしさを堪能できる季節です。

真っ青な海と空、入道雲が映える夏景色、鮮やかなブーゲンビリアやハイビスカスが咲き誇り、まさに絵はがきのような風景が広がります。

平均気温は30℃前後で、海水温も28℃以上とマリンアクティビティには絶好の環境。

しかし同時に、強烈な紫外線、湿度の高さ、そして台風シーズンでもあるため、快適で安全な旅行を楽しむためには事前の準備が欠かせません。

本記事では、8月の石垣島旅行に役立つ天気・気温・服装・持ち物、家族旅行向けプラン、雨や台風の日の過ごし方まで、観光客が「これを読めば安心」と思える情報を徹底解説します。

8月の石垣島の天気と気温


8月の石垣島は、まさに南国の夏がピークを迎える季節です。

太陽は高く昇り、海は一年で最も透明度が高く、美しいエメラルドブルーに輝きます。

しかし同時に、強い紫外線と高い湿度、台風のリスクという夏特有の条件もそろいます。

平均最高気温は31〜32℃、最低気温は26〜27℃程度で、昼夜を問わず暖かい(むしろ暑い)状態が続きます。

湿度は平均で79%前後、体感温度は35℃を超える日も珍しくありません。

海水温は28〜30℃と、海遊びには絶好のコンディションです。

気象データ(8月)

項目 数値
平均最高気温 31.1℃
平均最低気温 26.9℃
平均湿度 79%
平均降水量 230mm
平均日照時間 210時間
海水温 28〜30℃

きゃっぷ

こんなに暑いと、ずっと海に入っていたくなりますね。でも紫外線ってどれくらい強いんですか?

ぱいぬ先生

8月の紫外線量は本州の1.5〜2倍。日焼け止めを塗らないと、30分で肌が赤くなるレベルなんだよ。ラッシュガードや帽子も必須だね。

台風シーズンの注意点

8月は台風の接近が多く、年間で最も影響を受けやすい月のひとつです。

過去10年の統計では、石垣島が台風の影響を受けた日数は平均5〜7日程度。

台風が近づくと飛行機やフェリーが欠航し、観光予定が大きく変わる可能性があります。

空港が閉鎖されることは少ないですが、波が高いとフェリーターミナルは閉鎖されることも少なくないので離島観光を考えている旅行者のみなさまは注意が必要です。

※ 旅行前にすべき台風対策

  • 宿泊施設や航空券のキャンセルポリシー確認
  • 台風情報アプリや気象庁HPをチェック
  • 接近時は早めに食料と飲料水を確保
  • 外出は控え、安全な場所で待機

きゃっぷ

台風に当たっちゃったら旅行は台無しだね…。

ぱいぬ先生

そうでもないよ。台風の前後は空気が澄んで、海の透明度も上がることがあるから、日程を柔軟に調整できれば意外と楽しめるんだ。

8月におすすめの服装と持ち物


8月の石垣島は高温多湿で紫外線も非常に強く、日中の体感温度は35℃を超える日もあります。

服装選びのポイントは、通気性・速乾性・紫外線対策の3つ。

これを意識すれば、観光もアクティビティも快適に楽しめます。

日中の服装

日中は観光やアクティビティで体を動かすことが多いため、軽くて涼しい服装が基本です。

特に屋外観光やマリンスポーツを予定している場合は、機能性重視のアイテムがおすすめです。

おすすめアイテム
  • 半袖Tシャツ(通気性の良い綿や麻)
  • 速乾性ショートパンツや薄手のスカート
  • つば広の帽子(UVカット仕様)
  • サングラス(偏光レンズ付きだと海がきれいに見える)
  • ラッシュガード(海遊び時や日焼け対策に)

きゃっぷ

帽子ってどんな形がいいんですか?キャップでもいいんですか?

ぱいぬ先生

キャップでもいいけど、首の後ろまで日差しを防げるつば広タイプがベストだね。強い日差しから肌を守れるよ。

夜の服装

夜も気温は26℃前後と高めですが、冷房の効いた室内や船上アクティビティでは肌寒く感じることがあります。

軽い羽織り物やカーディガンを持っておくと安心です。

また、夜間は蚊が多い場所もあるため、長袖・長ズボンが役立ちます。

夜のおすすめ服装
  • 半袖+薄手カーディガン
  • ロングパンツ(虫刺され防止)
  • 軽量パーカー(船上や屋外イベントで)

持ち物チェックリスト

石垣島観光を快適にするための必須アイテムをご紹介いたします。

POINT
  • 日焼け止め(SPF50以上、PA++++推奨)
  • 虫除けスプレー・虫刺され薬
  • 折りたたみ傘またはレインポンチョ
  • 防水スマホケース
  • マリンシューズ
  • 予備のTシャツ(汗や海遊び後の着替え用)
  • ハンドタオル・フェイスタオル

きゃっぷ

防水スマホケースって海に入らない人にも必要なんですか?

ぱいぬ先生

うん、スコールや突然の雨も多いから、海に入らない人でも防水ケースはあると安心だよ。

8月に楽しめる観光・アクティビティ


8月の石垣島は、海も陸も一年で最も魅力的な季節です。

海は透明度が高く、熱帯魚やサンゴ礁が元気に育ち、空は澄み渡って青く、夕暮れには鮮やかなオレンジやピンクのグラデーションが広がります。

観光客は多い時期ですが、時間帯や場所を工夫すれば混雑を避けて快適に過ごせます。

海のアクティビティ

石垣島の8月は、海遊びのベストシーズンです。

波が比較的穏やかな日が多く、海水温も28〜30℃と温かいため、長時間のシュノーケリングやSUP(スタンドアップパドルボード)も快適です。

おすすめアクティビティ
  • 川平湾でグラスボートに乗り、エメラルドグリーンの海を満喫
  • 幻の島でのシュノーケリングや写真撮影
  • マンタスクランブルでマンタとの遭遇を狙ったダイビング
  • SAPやカヤックでサンセットクルーズ

混雑回避のコツは午前7〜9時の早い時間帯に行くことです!

観光客が少なく、海の透明度も高いので前日の夜に天気と風向きをチェックし、ベストな海域を選びましょう。

きゃっぷ

マンタって本当に見られるの?

ぱいぬ先生

8月〜10月は遭遇率が高いよ。潮や時間帯によるけど、川平石崎マンタスクランブルは特に有名なスポットなんだ。

陸の観光

海だけでなく、陸上観光も8月は魅力満載です。

強い日差しの下で咲く熱帯植物や、夕暮れ時の絶景など、カメラを持って出かけたくなる景色がたくさんあります。

おすすめスポット
  • 平久保崎灯台:石垣島最北端の絶景ポイント
  • バンナ公園:高台から市街地と海を一望
  • やいま村:昔ながらの八重山の暮らしを体験
  • 石垣鍾乳洞:自然が創り出した神秘の空間

日中は暑さが厳しいため、早朝または夕方の観光がおすすめです。

虫除け対策を忘れずに屋外観光の前後にカフェやショップで休憩を挟むといでしょう。

夜のアクティビティ

夜も楽しめるのが石垣島の魅力です。

8月は天の川や満天の星が見られるシーズンで、夜のアクティビティも豊富です。

夜のおすすめ
  • ナイトシュノーケリング(夜光虫や夜の魚を観察)
  • 星空観察ツアー(市街地から離れた場所がベスト)
  • 居酒屋やライブハウスで島唄を楽しむ

きゃっぷ

星空ってどこでもきれいに見えるの?

ぱいぬ先生

街明かりが少ない北部や西部が特におすすめだよ。平久保崎や玉取崎展望台なんかは絶好のスポットだね。

家族旅行でのおすすめプラン


8月の石垣島は、家族旅行にとって最高の季節です。

海も山もアクティビティが豊富で、子どもからお年寄りまで楽しめるスポットが揃っています。

ただし、夏休みシーズン真っ只中で観光客が多いため、混雑を避ける工夫と、暑さ対策が快適さのカギとなります。

晴れの日モデルプラン

午前中(7:30〜11:00)

早朝の川平湾へ。

朝の光に照らされた海は透明度抜群。グラスボートでサンゴ礁と熱帯魚を観察。

そのまま幻の島ツアーへ参加。家族で記念写真を撮るのに絶好のスポットです。

昼(11:30〜13:00)

市街地のカフェでランチ。冷房の効いた店内で休憩しつつ、地元の八重山そばやトロピカルスムージーを堪能。

午後(13:30〜16:00)

バンナ公園で軽めの散策。木陰の多いコースを選べば子ども連れでも安心。

公園内の展望台から市街地と海を一望。

夕方(16:30〜18:30)

平久保崎灯台へ。夕暮れ時の空と海のコントラストは感動的。

帰り道にジェラート店でひと休み。

きゃっぷ

午前中から動くとちょっと疲れそうですが、やっぱり早起きしたほうがいいですか?

ぱいぬ先生

うん、8月は昼の暑さが厳しいから、午前中に屋外観光をまとめるのがコツだよ。午後は涼しい場所で過ごすのがおすすめ。

雨の日モデルプラン

台風やスコールの日でも、石垣島には楽しめる場所がたくさんあります。
午前中(10:00〜12:00)

八重山博物館で島の歴史や文化を学ぶ。子ども向けの展示も多く、雨の日でも楽しめます。

昼(12:00〜13:00)

市街地の郷土料理店でランチ。

ラフテーやゴーヤチャンプルーなど、沖縄らしい味を堪能。

午後(13:30〜16:00)

公設市場やユーグレナモールでお土産探し。

試食や会話も楽しみのひとつ。

カフェやスイーツ店で休憩しつつ、雨が弱まるのを待つ。

家族旅行のポイント

POINT
  • 子どもには帽子と水筒を必ず持たせる
  • 昼寝時間を確保するため、ホテルを中心に観光ルートを組む
  • 高齢者がいる場合は、移動距離が短い観光地を優先
  • 海遊びは午前中に行い、午後は室内や木陰で休憩

きゃっぷ

三世代旅行って移動が大変そうですが、どうしたら楽になりますか?

ぱいぬ先生

移動はレンタカー1台にまとめるか、荷物を宿に送って手ぶらで移動すると楽だよ。大人数ならミニバンタイプがおすすめ。

雨の日や台風時の過ごし方

8月の石垣島は台風シーズンでもあり、短時間のスコールや終日雨になる日もあります。

せっかくの旅行が「雨で予定が台無し」にならないように、雨でも楽しめるプランと、台風時の過ごし方を知っておくことが大切です。

屋内で楽しめる観光スポット

1. 八重山博物館

石垣島や八重山諸島の歴史・文化・自然を学べる施設。

古民具や伝統衣装、貝殻やサンゴの標本など、大人も子どもも楽しめる展示が揃っています。

2. やいま村(屋内エリア)
昔ながらの沖縄家屋や文化展示があり、雨の日でもゆったり見学できます。

三線体験やシーサー色付け体験なども人気。

3. 公設市場・ユーグレナモール
屋根付きの商店街で、地元の食材やお土産を探すのに最適。

試食を楽しみながらショッピングできます。

雨の日カフェ巡り

石垣島にはおしゃれなカフェやスイーツ店が多く、雨音を聞きながらのんびり過ごすのも旅の醍醐味です。

港近くのカフェなら海を眺めながら食事ができる店もあり、天気が悪くても南国気分を満喫できます。

台風時の過ごし方と注意点

台風接近時は、暴風雨による危険があるため外出は避け、宿泊施設内で過ごすのが基本です。

台風時の過ごし方
  • 事前に飲料水・非常食を確保
  • 宿泊施設の防災案内を確認
  • スマホやモバイルバッテリーを充電
  • 観光はせず安全を最優先

きゃっぷ

台風の日って本当に何もできないんですね…。退屈になりそう。

ぱいぬ先生

宿でできる体験もあるよ。料理教室やハンドメイド体験、島の歴史を学ぶ時間にするのもおすすめだね。

雨・台風でも楽しむコツ

・スケジュールに予備日を設ける
・屋内体験や文化施設を事前にチェック
・ホテル選びの段階で館内施設(プール・スパ・レストラン)を確認

旅行を快適にするための実用情報


8月の石垣島は観光シーズン真っ盛りで、飛行機・ホテル・レンタカー・人気観光地が混雑します。

ここでは、旅をより快適に、そしてストレスなく過ごすための具体的な情報をまとめます。

移動手段

レンタカー
8月は予約が非常に取りづらくなるため、3〜4か月前の予約が安心です!

家族連れや荷物が多くても石垣島の道は狭いので可能な限り小さな車を選ぶのがおすすめ!

バス
空港から市街地までは空港バスで約35分

直通の路線バスの2種類が出ており、合わせて一時間に4本出ているので便利です♪

タクシー
市街地や港周辺での短距離移動に便利です。

雨の日や夜は台数が少なくなることがあるので注意

きゃっぷ

夏休み時期ってレンタカーは本当に取れないんですか?

ぱいぬ先生

うん、直前だとほぼ満車だね。特に空港近くのレンタカーはすぐ埋まるから、飛行機予約と同時に押さえるのが鉄則だよ。

支払い方法

石垣島市街地の多くの店舗ではクレジットカードやQRコード決済が使えますが、離島や郊外の個人店では現金のみの場合もあります。

持っておくと安心な支払い手段
  • 現金(1万円札より千円札・小銭を多めに)
  • クレジットカード(VISA/Masterはほぼ利用可)
  • 電子マネー(PayPay・楽天Pay対応店が増加中)

通信環境

市街地やホテルではWi-Fi完備の場所が多いですが、離島や郊外では圏外になる場所もあります。

観光やレンタカー移動中にナビや調べ物をするなら、ポケットWi-Fiや大容量SIMが便利です。

電波が悪いせいか非常にギガ消費が早い印象があります。

混雑回避のコツ

POINT
  • 人気観光地は午前7〜9時または夕方以降に訪問
  • ランチは混雑前の11時台、または14時以降
  • 日曜日より平日を狙う

安全対策

POINT
  • 熱中症対策として1日2リットル以上の水分補給
  • 海遊びはライフジャケット必須
  • 紫外線対策で帽子・サングラス・日焼け止めを常備
  • 天候急変に備えて折りたたみ傘や防水バッグを持参

きゃっぷ

海で遊ぶとき、浮き輪だけじゃダメなんですか?

ぱいぬ先生

浮き輪は流されやすいから危険だよ。ライフジャケットなら万一のときも安心だから必ず着けよう。

まとめ

8月の石垣島は、まさに南国の魅力が詰まったベストシーズンです。海も空も最も美しく、家族や友人、カップルでの旅行に最適。ただし、強い日差し・高い湿度・台風のリスクもあるため、準備と計画が欠かせません。ここまでのポイントを押さえれば、きっと快適で安全、そして思い出に残る旅になるはずです。