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10月の石垣島完全ガイド|天気・服装・気温・観光のおすすめ情報

公開日:2025.08.28

10月の石垣島は、夏の賑わいが落ち着きつつも、まだまだ温暖で美しい海を楽しめる隠れたベストシーズンです。

台風シーズンもピークを過ぎ、比較的安定した天候が続くため、観光やアクティビティに最適な時期。

この記事では、気象庁の最新データをもとにした天気・気温の情報から、旅行計画に役立つ服装選び、家族連れやカップルにおすすめの観光スポット、そして旅をもっと快適にする荷物配送サービスの活用法まで、10月の石垣島を120%楽しむための情報を余すことなくご紹介します。

実際に訪れる前に知っておくと得する情報をまとめているので、初めての方もリピーターも、この記事を読めば旅行の準備は万全です。

10月の石垣島の気候と特徴


10月の石垣島は、夏の高温多湿から徐々に過ごしやすい陽気に変わる時期です。

日中はまだ半袖で快適に過ごせますが、朝晩は少し涼しくなるため軽い羽織りがあると安心。

観光客も夏に比べると減り、混雑を避けつつ人気スポットを堪能できるのも大きな魅力です。

きゃっぷ

10月って海は寒くないのかな?泳げるの?

ぱいぬ先生

まだ水温は27℃前後だから泳げるよ。シュノーケリングやSUPも十分楽しめる時期なんだ。

天気の傾向

10月の降水量は年間平均の中では中程度で、9月に比べると雨の日が減ります。

ただし、沖縄特有のスコールや短時間の雨はあるため、折りたたみ傘や軽量レインジャケットを持っておくと安心です。

台風も完全にはなくなりませんが、発生頻度は大きく減少します。

海のコンディション

海は透明度が高く、シュノーケリングやダイビングに絶好の時期です。

サンゴ礁や熱帯魚の観察も楽しめ、海況が安定している日が多いので、初心者でも安心してマリンアクティビティに参加できます。

天気・気温の詳細データ

旅行計画を立てる上で欠かせないのが、気温や降水量などの詳細データです。

気象庁の過去データをもとに、10月の石垣島の平均的な気象状況をまとめました。

平均気温

10月の平均気温は約26℃。

最高気温は28〜30℃、最低気温は22〜24℃程度です。

日差しはまだ強いため、日中は真夏のような暑さを感じることもあります。

降水量・降水日数

平均降水量は約160mmで、降水日は10日程度。

短時間の雨が多く、長雨は少ない傾向です。

雨の後には虹が見られることもあります。

湿度

湿度は70%前後とやや高めですが、真夏に比べると快適。

風が心地よく感じられる日も増えます。

10月におすすめの服装と持ち物


10月の石垣島は、日中は夏の名残で汗ばむ一方、朝夕は涼風が心地よくなる移行期です。

服装は「夏服8割+薄手の羽織り2割」のイメージがちょうどよく、屋外と屋内(冷房)の寒暖差に対応できるレイヤリングがポイント。

強い日差しと時折のスコールに備え、紫外線・雨・風の3点ガードを意識しましょう。

速乾・防水・防砂の小物を揃えると安心です。

日中の服装:暑さ対策と紫外線ガードの両立

10月の日中は、最高気温が28〜30℃に達する日も多く、直射日光の下では真夏と同レベルの体感に。

通気性と速乾性に優れたトップス(コットン×ポリ混や麻素材)、汗が乾きやすいショートパンツまたは軽量スカートが活躍します。

路面の照り返しが強い港や白砂のビーチでは、サングラスとつば広の帽子で顔・目・うなじを保護。

海辺で長く過ごす予定なら、ラッシュガードや薄手の長袖シャツを「日差し除け」として常備しておくと、日焼けと疲労感を同時に抑えられます。

日中におすすめの服装
  • 半袖Tシャツ(通気・速乾)
  • ショートパンツ/薄手スカート(裏地がベタつかないもの)
  • つば広帽子(風に飛びにくいストラップ付き)
  • サングラス(偏光レンズだと水面のギラつき軽減)
  • 薄手の長袖シャツ or ラッシュガード(UV対策)

きゃっぷ

ラッシュガードって暑くない?直射日光は避けたいけ暑いのはイヤだな…。

ぱいぬ先生

メッシュや薄手素材のラッシュガードなら通気性が良いよ。直射日光を遮ると体感温度が下がるから、むしろ涼しく感じることも多いんだ。

朝夕・屋内の服装:冷房と海風にそなえる

朝夕は23〜24℃まで下がる日もあり、海風や船上では肌寒さを感じます。

室内は冷房が効いている施設が多いため、軽量のカーディガンや薄手パーカーを1枚携帯すると快適。

虫が多い草地や夕暮れの散策では、ロングパンツで足元をガードしておくと安心です。

足元は街歩き用のサンダルと、長めの観光に耐えるクッション性のあるスニーカーの二刀流が便利です。

POINT
  • 薄手カーディガン or さらりと羽織れるパーカー
  • ロングパンツ(虫刺され・冷え対策)
  • 歩きやすいスニーカー(濡れても乾きやすい素材だと◎)
  • 船上・展望台では風を通しにくいウインドシェルが便利

持ち物チェックリスト:紫外線・雨・砂・塩分に勝つ

10月も紫外線は十分強く、海風で体温を奪われることや、突然のにわか雨も珍しくありません。

快適性と安全性を両立するために「小物の質」を上げるのがコツです。

持ち物リスト
  • 日焼け止め(SPF50/PA++++目安・こまめに塗り直し)
  • リップクリームUV・アフターサンジェル
  • 折りたたみ傘 or 超軽量レインポンチョ
  • 防水バッグ(砂・潮・雨から荷物を守る)
  • 防水スマホケース(海&スコール対策)
  • マリンシューズ(岩場・サンゴ保護・滑り止め)
  • 速乾タオル/冷感タオル/替えTシャツ
  • 携帯用虫よけ・かゆみ止め
  • モバイルバッテリー(屋外長時間の撮影に)
  • 現金(小銭・千円札多め/一部現金のみの店舗も)

きゃっぷ

荷物が多くて動きづらくなりそう…。最小限にするとしたら何を優先するべき?

ぱいぬ先生

「日焼け止め・帽子・サングラス・防水バッグ・薄手の羽織り」。この5点が土台だね。あとは予定に合わせて足すと失敗しにくいよ。

パッキングのコツ:洗う・乾く・軽いの三拍子

旅程が3〜4泊でも、トップスは2〜3枚で回せます。

速乾素材なら夜に洗って朝には乾き、現地の湿度でも問題なし。

ホテル連泊なら「洗濯→干す」のミニルーチンで荷物を圧縮可能。

海用は色落ち・塩残りしやすいので「濃色×速乾」を。

電子機器やカメラは袋にまとめ、塩害から守りましょう。

帰路は濡れ物・砂の付着物をジップ袋に隔離すれば、スーツケースが汚れません。

観光を快適に楽しむコツ(10月版)


10月は「暑さが落ち着き、人の波も落ち着く」快適月。

朝夕のゴールデンアワーは空気がクリアで写真映えも最高です。

一方で連休(体育の日周辺)は観光が集中するため、人気スポットは時間帯を早めるとストレスが激減!

海・陸・夜の三部構成で楽しむと、疲れを分散しつつ満足度が上がります。

海で楽しむ:透明度×人混み回避の時間術

10月は海水温27〜28℃で、長時間のシュノーケリングも快適。

風向きが北東寄りになる日が増えるため、波をよけられる湾内や西~南側のポイントが狙い目。

人気の川平湾は早朝を選ぶと「透明度が高い×人も少ない」の二重メリット。

体験ダイビングは午前1本+午後は街歩きの「二部制」にすると体力を温存できます。

POINT
  • 川平湾グラスボート(午前便が視界クリア)
  • 幻の島上陸&シュノーケリング(潮位カレンダー要確認)
  • マンタ狙いのダイビング(海況次第・9〜10月は好機)
  • サンセットSUP/カヤック(風弱い日を狙う)

きゃっぷ

サンセットSUPって風があると大変?初心者でも大丈夫かな…。

ぱいぬ先生

風弱めの日と湾内コースなら安心。早めの時間帯にすれば暗くなる前に戻れるし、ガイド同行なら説明も手厚いよ。

陸で楽しむ:展望台・文化体験・カフェで余白をつくる

日差しが和らぐ10月は、展望台や文化施設をじっくり巡るのに最適。

平久保崎灯台・玉取崎展望台は、朝と夕方が光の角度的に絶景。

石垣やいま村・ミンサー工芸館などの体験系は、天候に左右されにくく家族連れにも好評です。

移動の合間にカフェでトロピカルスイーツや黒糖ラテをどうぞ。

スケジュールに“空白の30分”を散りばめると、疲労が溜まらず午後の集中力が保てます。

POINT
  • 平久保崎灯台(朝焼け・夕景の黄金タイム)
  • 玉取崎展望台(風が通る涼しい高台)
  • 石垣島 鍾乳洞(涼しい+幻想的)
  • 石垣やいま村(古民家・三線体験・文化学習)
  • バンナ公園(木陰の遊歩道でクールダウン)

夜で楽しむ:星・島唄・ナイト海あそび

湿度はあるものの、10月は空が抜ける夜もあり、天の川や濃い星の帯を狙えます。

北部・西部の暗い海沿いは星景撮影の一級スポット。

島唄ライブはディナーとセットで早めに予約を。

ナイトシュノーケリングは夜光虫が舞う幻想世界ですが、風・うねりの影響を受けやすいので安全第一で!

POINT
  • 星空観賞ツアー(平久保崎・崎枝・野底方面)
  • 島唄ライブ居酒屋(席数少なめ・要予約)
  • ナイトグラスボート/ナイトシュノーケル(海況次第)
  • 夜のジャングル探索

きゃっぷ

夜の海はちょっと怖いかも…。それでも行く価値ある?

ぱいぬ先生

無理は禁物。でもガイド同行の穏やかなコースなら夜光虫や夜の魚が見られて、一生ものの体験になるよ。

雨や台風の日の過ごし方(10月版)


10月は9月より安定傾向とはいえ、スコールや台風接近がゼロではありません。

予定が崩れても楽しめる「屋内×半屋外」の予備プランをいくつか用意しておくと安心です。

雨が上がる合間を狙って移動する“スプリント観光”も効果的。

安全第一で、風や波が強いときは無理をしない判断が大切です。

屋内スポット:学び・体験・お買い物で時間を豊かに

八重山の暮らしや自然を学べる展示施設、手仕事の体験、屋根付きモールでのんびり買い物。

雨の日の石垣島は“インドアが充実している島”に早変わりします。

家族連れでも時間が埋まり、旅の密度がグッと上がります。

筆者のおすすめはスコールを眺めながらのカフェタイム。

石垣島はとにかくオシャカフェが多いので、突然のスコールに見舞われたらゆったりコーヒーで舌鼓といきましょう。

POINT
  • 市立八重山博物館(歴史・文化・自然の基礎知識を吸収)
  • 石垣やいま村(屋内エリアでの民具・文化展示、三線やシーサー色付け体験)
  • ユーグレナモール(屋根付きの商店街で土産・お菓子・離島グルメ)
  • ミンサー工芸館(織体験・職人の仕事見学)
  • 島のカフェ(港ビュー/焙煎珈琲/黒糖スイーツ)

きゃっぷ

雨だとテンション下がる…せっかく来たのに損した気分になりそう。

ぱいぬ先生

雨の日は“学ぶ日”にすると満足度が上がるよ。文化体験や市場めぐり、島スイーツ開拓は雨でも楽しい。

台風接近時:安全確保と「ホテル時間」の充実

暴風警報や高波のときは、屋外・海のアクティビティは中止が原則。

スーパーやコンビニは一時的に品薄になることがあるため、早めに飲料水と軽食を確保。

スマホの充電・モバイルバッテリーの満充電・懐中電灯アプリの準備も忘れずに。

ホテル時間は、温水プール・スパ・ジム・読書・写真整理・旅日記など“次の晴れ間を待つ豊かな時間”に変えましょう。

POINT
  • 飲料水・非常食の早期確保(混む前が正解)
  • ホテルの防災ガイド・避難経路を確認
  • 長時間停滞に備えた娯楽(本・ボードゲーム・オフライン動画)
  • フレキシブルな航空・宿泊プラン(規約を事前チェック)

雨の日“スプリント観光”テンプレ

雨雲レーダーで小止みのタイミングを見計らい、屋根のある駐車場→屋内施設→屋根のある飲食店と「濡れない導線」を数珠つなぎにします。

30〜60分単位で刻むと、子どもやシニア連れでもストレスが少なく「気づけば楽しめていた」という状態に持ち込めます。

傘は風に弱いので、ポンチョ+撥水キャップの組み合わせが便利です。

10月におすすめのモデルコース(家族・カップル・ひとり旅)


10月は暑さがやわらぎ、観光の自由度が上がる時期。

ここでは「家族」「カップル」「ひとり旅」別に、時間帯と移動距離を最適化した1日プランを提示します。

いずれも午前に屋外/午後に屋内 or 木陰の二部制で、疲れを残さず満足度を高める構成です。

潮位や風向き、連休の混雑に合わせて微調整すれば、さらに快適に。

① 家族旅行:アクティブ&安心プラン

お子様ずれもシニアも無理なく楽しめるよう、移動距離を短縮。ベビーカーや車椅子でも動きやすい導線にしました。

ランチと休憩は「冷房×座れる×駐車しやすい」を重視。

アクティブ&安心プラン
  • 08:00 川平湾へ早出(駐車しやすい・海が澄む)
  • 08:30 グラスボート乗船→ビーチで貝殻探し
  • 10:15 近隣カフェで休憩
  • 11:30 市街地へ移動、郷土料理で早めランチ(八重山そば)
  • 13:00 石垣やいま村(屋内展示+三線 or シーサー色付け体験)
  • 15:30 バンナ公園の木陰散策(展望台で風に当たる)
  • 17:30 早めの夕食→ホテルでプール・大浴場・就寝

きゃっぷ

子どもが昼寝しちゃう時間はどう調整すればいい?

ぱいぬ先生

13〜15時は屋内&移動少なめでOK。ベビーカーOKの施設を選んで、親も冷房のある空間で休もう。

② カップル:景色×余白を楽しむロマンチックプラン

「絶景・サンセット・島時間」をゆっくり満喫。写真の黄金タイムを押さえつつ、二人で会話が弾む“余白”を多めに。

景色×余白を楽しむロマンチックプラン
  • 07:30 平久保崎灯台で朝の光を浴びる(人が少なく静寂)
  • 09:30 海カフェでブランチ(テラス席で海風を感じる)
  • 11:00 玉取崎展望台→ドライブ(途中でフォトストップ)
  • 13:00 市街地ランチ→ホテルで一休み
  • 16:00 サンセットSUP or クルーズ(風弱い日を選ぶ)
  • 19:00 石垣牛ディナー→島唄ライブで〆

③ ひとり旅:自由気ままに“濃い体験”を拾う日

ひとりだからこそ、朝夕の光を追いかける写真散歩や、地元店主との対話、お気に入りの浜で読書など、密度の濃い時間を。

ひとり旅
  • 05:40 夜明け前に北部へ移動→朝焼け撮影
  • 08:30 ローカル食堂で朝食(ゆし豆腐・ポーク玉子)
  • 10:00 白保海岸でリーフ観察(干潮の安全を確認)
  • 12:30 港近くで刺身定食→カフェで読書
  • 15:00 ミンサー工芸館で職人の手仕事に触れる
  • 18:30 夕景撮影→居酒屋カウンターで地元の人と交流

コツ:目的は3つまで。グーグルマップ上で移動時間を先読みし、1か所につき「余白30分」を必ず確保

旅を快適にする荷物配送サービス活用術


10月は観光しやすい季節だからこそ、身軽=行動自由度に直結します。

スーツケースを引きずると「砂・段差・濡れ路面」に疲れが溜まり、寄り道が減って機会損失に。

荷物配送サービスを使えば、チェックイン前・チェックアウト後も存分に観光できます。

メリット
  • 朝ホテルで預け→夕方に次のホテル or 空港で受け取り
  • バス・タクシー・離島フェリー移動が身軽で楽
  • 土産を気にせず、その場で買える
  • 雨やスコールでも手が空くので安全性UP
使い方の流れ
  • 前日までにWEB or 受付で申込み
  • 当日朝、フロント or 指定カウンターでスーツケースを預ける
  • 空港カウンター or 次の宿で受け取り
  • 欠航・延泊など予定変更時は早めに連絡

きゃっぷ

スーツケースがないだけで最終日も楽に観光できるね!

ぱいぬ先生

ホテルから空港に直接いくのはもったいないからぜひ活用してほしいサービスですね。

10月の石垣島まとめ(チェックリスト付き)

10月は「泳げる暖かさ+過ごしやすい空気+混雑控えめ」の三拍子。天気の変化にだけ気をつければ、海も陸も夜も、幅広く楽しめます。最後に、出発前に使える実用チェックをどうぞ。

天気・服装の要点
  • 平均気温はおよそ26℃、海水温は27〜28℃で海遊びOK
  • 日中は半袖+短パン、朝夕と屋内は薄手の羽織り
  • UV・雨・風の3点ガード(帽子/日焼け止め/軽量ポンチョ)
観光・アクティビティのコツ
  • 午前:海や展望台、午後:屋内や木陰の“二部制”が楽
  • 連休は早朝or夕方に人気スポットを回して混雑回避
  • 星空・島唄・サンセットSUPなど夜の体験も狙い目
パッキング&小物
  • 速乾ウェアで洗濯ローテ、荷物は少なく
  • 防水バッグ、マリンシューズ、冷感タオル
  • モバイルバッテリーと小銭(現金のみの店対策)

きゃっぷ

これで準備はバッチリ!あとは天気を見ながら計画を微調整すればいいんだね。

ぱいぬ先生

その通り!朝夕の涼しい時間を上手に使って、10月の石垣島をのびのび楽しんでね